
パスカル・ドゥヴァイヨン
Pascal Devoyon
ヴィオッティ、リーズなど、名だたる国際コンクール上位入賞に加え、1978年のチャイコフスキー国際コンクールでは、フランス人ピアニスト過去最高位となる2位を獲得。世界にその名を知らしめた。カーネギー・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニー、ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールなど世界有数のホールにおけるリサイタルは高い評価を得ている。
レパートリーはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲からバルトークやメシアン、更には多くの現代作品も含むなど極めて幅広い。協奏曲においては50曲を超えるレパートリーを持ち、これまでN響、ロンドンフィル、ロッテルダムフィル、パリ響ほか、世界有数のオーケストラと共演。室内楽も大きな位置を占め、M.ロストロポーヴィッチ、T.ツィンマーマン、S.イッサーリス、ドンスクカンなど著名演奏家と共演。録音は40を超える。
2006年、夫人である村田理夏子とピアノデュオを結成。リリースしたCD〈アーメンの幻影〉〈編曲の名手たち〉〈リストそして悪魔〉はレコード芸術にて受賞。ファウスト交響曲を収録した〈リストそして悪魔〉は、名だたる“Liszt Society”より大絶賛を博す。2026年にはデュオ結成20周年を記念するデュオCDをリリース。ソロのCDも数多く、近年リリースした〈ドビュッシー前奏曲全集〉はレコード芸術特選盤を受賞。執筆活動や講座も盛んに行い、これまで5冊の書籍を出版。いずれも大好評を博す。
パリ高等音楽院教授を経て、ベルリン芸術大学、ジュネーブ高等音楽学校、英国王立音楽院、MusicAlp夏期国際音楽アカデミー(仏)芸術監督を歴任。現在は国立音楽大学招聘教授、京都市立芸術大学客員教授、流山国際室内楽音楽祭音楽監督。リーズ、ジュネーブ、ベートーヴェン、高松など主要国際コンクールの審査委員も務める。
核心をついた丁寧かつ熱心な指導法には定評があり、教えを乞う者が後を絶たない。門下からはリーズ、ジュネーヴ、エリザベート、ベートーヴェン(ボンおよびウィーン)など、主要な国際コンクールで数多くの入賞者を輩出。
2003年からはドミニク・メルレ氏の後任として、ジュネーヴ音楽院教授も務めた。フランス政府よりフランス芸術文化勲章“シュヴァリエ”を、ロイヤルアカデミーより名誉会員称号をそれぞれ受章。ロンディーノ専属アーティスト。
