宮崎明香

宮崎明香

桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を卒業後渡仏し、パリ国立地方音楽院に入学。在学中よりピティナピアノコンペティション特級全国大会入選、メドック・アキテーヌ国際コンクール第2位、フェルディ・リリ国際コンクール現代曲特別賞、現代音楽演奏コンクール「競楽Ⅸ」入選など、国内外のコンクールに多数入賞。同音楽院を1等賞を得て卒業する。審査員満場一致の特別賞を得て、同音楽院研究科を首席で卒業後、さらにスイス国立ジュネーヴ音楽院をコンサートディプロマを得て卒業。
パリ日仏文化センターにおける定期的なリサイタルなど、フランスを中心にスイス、スペイン等ヨーロッパ各国で演奏活動を展開。
NHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン・フランス音楽の光彩 講師ミシェル・ベロフ」や湘南ケーブルテレビ等に出演。パリ国立地方音楽院オーケストラ、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演。
これまでにピアノを山田朋子、竹内啓子、ジャンマリー・コテ、パスカル・ドゥヴァイヨンの各氏に師事。ジャック・ルヴィエ、ジャンマルク・ルイサダ両氏にも定期的に指導を受け研鑽を積む。室内楽をエリック・ルサージュ、ポール・メイエ、ジャンジャック・バレの各氏に師事。フォルテ・ピアノをパトリック・コーエン氏に師事。
2011年、10年間に渡るパリでの生活から東京へ拠点を移し、王子ホール、浜離宮朝日ホール、ハクジュホールにてリサイタルを開催、各誌で好評を博す。トッパンホール主催ランチタイムコンサート出演など、ソロはもとより室内楽、新しいスタイルのピアニスト集団「パリ5人組」での活動、現代アンサンブルとしてAsean-Chinaフェスティバルに招かれるなど国内外で精力的に活動を続けている。2016年よりメシアンピアノ作品の全曲録音プロジェクトに取り組み、これまでに4枚のCDをリリース。各盤において「レコード芸術」特選盤、「読売新聞」推薦盤、「音楽現代」推薦盤、「ステレオ」優秀録音盤に選ばれるなど、各方面にて非常に高い評価を得ている。

また、ピティナピアノコンペティション、日本クラシック音楽コンクール、ベーテン音楽コンクールなどの審査や、マスタークラス講師、東京成徳短期大学、桐朋学園大学付属子供のための音楽教室講師として後進の指導にも力を注いでいる。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。