高田匡隆
5歳よりピアノを始める。桐朋学園大学付属子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校・音楽科を経て、桐朋学園大学卒業。同大学在学中に、第7回吹田音楽コンクール第1位、第68回日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞、野村賞、井口賞、河合賞を受賞。
卒業後、マンネス音楽院(ニューヨーク)、ハンガリー国立リスト音楽院にて研鑽を積み、イタリア国立サンタ・チェチリア音楽院を首席で卒業。同時に「イタリア共和国大統領賞・シノ―ポリ賞」を日本人で初めて受賞。大統領官邸にて開催された授賞式にて、大統領よりメダルと活動支援金を授与される。
これまでに、辻井雅子、森安芳樹、加藤伸佳、ジェローム・ローズ、カールマン・ドラフィ、ジョルジュ・ナードル、セルジオ・ペルティカローリの各氏に師事。
第2回仙台国際音楽コンクール、モントリオール国際音楽コンクール(カナダ)、マリア・カラス・グランプリ・ピアノ部門、リスト国際ピアノコンクール(ドイツ・ポーランド・ハンガリー)AMAカラブリア国際音楽コンクール(イタリア)をはじめとする、数々の国際コンクールで優勝・入賞を果たす。
第53回神奈川文化賞未来賞、第18回京都・青山音楽賞を受賞。
日本はもとよりヨーロッパ各地でリサイタル、音楽祭などに出演。オーケストラとの共演も多数重ねている。また、各地での講座や公開レッスン、石川県穴水町でのミュージックキャンプ等で後進の指導も積極的に行い、第88回,89回,90回日本音楽コンクール・全日本学生音楽コンクールをはじめとするコンクールの審査など、多岐に渡った活動を展開している。
現在、東京音楽大学准教授及び桐朋学園大学ピアノ科講師。公益財団法人 日本ピアノ教育連盟・理事。