村田理夏子

村田理夏子

 東京藝術大学卒業後、ドイツ政府給費留学生(DAAD)としてベルリン芸術大学に留学、満場一致の最高点首席にて卒業。Konzertexamenに進学し、ドイツ国家演奏家資格取得。ポルト国際コンクールをはじめ数々の国際コンクール入賞。2003年より2018年まで、ベルリン芸術大学ピアノ科講師を務めた。 

 世界の殿堂ベルリン・フィルハーモニー・ホールにてソリストとして毎年招聘され、これまで30回近くオーケストラと共演。協奏曲のレパートリーは30曲近くに及ぶ。パスカル・ドゥヴァイヨンとの本格的なピアノデュオ活動にも力を入れ、リリースしたCDはレコード芸術特薦盤に選ばれる。ソロの演奏活動も積極的に行い、2023年には初のソロCD「エスプリの旅」をリリース。レコード芸術特選盤に選出された。

 室内楽経験も豊富で、世界各地の国際音楽祭にて演奏を重ねる実力派。共演者にはスティーヴン・イッサーリス、 パヴェル・ヴェルニコフ、ドンスク・カンをはじめ、多数の著名演奏家が名を連ねる。近年、ラジオフランス響のソロオーボエ奏者エレーヌ・ドゥヴィルヌーヴ女史より共演依頼を受け、フランスオーボエ作品集のCDをリリース。

 音楽雑誌にも多数の記事を寄稿。そのほか20年近くに及ぶマスタークラス開催や、音楽書籍およびレクチャー通訳など、音楽教育活動にも幅広く積極的に力を入れている。コンサートイマジン所属アーティスト 。

村田理夏子公式サイト https://www.rikakomurata.com