INTERVIEW#3 名古屋大学ピアノ同好会

青々とした緑の中に、近代的な建物が共存する名古屋大学東山キャンパス。
地下鉄名古屋大学駅を出ると目の前にあるNIC館には、ご当地トヨタやデンソー、医療系のCraifやラクオリア創薬などが、名古屋大学と共同研究している建物がある。
全国大学生ピアノ選手権に参加される、名古屋大学ピアノ同好会の森愛子さん、下谷理乃さん、川本莉子さんに、この名古屋大学NIC館にてお話を伺いました。

左から、川本さん、下谷さん、森さん

ー自己紹介をお願いします。

森:金城学院大学薬学部薬学科1年生の森愛子です。好きな作曲家はドビュッシーです。

下谷:金城学院大学薬学部薬学科1年の下谷理乃です。
私は長年クラシックを学んで、息抜きにCMやポピュラーを耳コピして、アレンジして弾くことが好きです。

川本:名古屋大学工学部マテリアル工学科1年生の川本莉子です。好きな作曲家はショパンです。

ー大学ではどのようなことを学んでいますか?

森:大学では、生物、化学、物理といった理科を中心に学んでいます。また、法学や心理学といった、薬剤師として備えたい基本倫理についても学んでいます。
将来は薬剤師として、医療を支える一員になれたらいいなと思っています。

下谷:私も薬学の基礎となる、生物や物理、化学などを今は学んでいます。将来は調剤薬剤師になれるように、今のうちから基礎をたくさん学んで頑張ります。

川本:大学では工学を専攻しており、物理、化学を中心に学んでいます。セラミック系や炭素材料に興味があるので、将来は材料系の方面で研究ができればいいなと思っています。

ー名古屋大学ピアノ同好会について教えてください。

森:現在約200名の会員がおり、主に名古屋大学の山の上音楽練習場というところで活動しています。名古屋大学を中心に、様々な大学の学生が在籍していますが、初心者から上級者、さらには音大生など、実力は様々です。
年に10回ほど人前で弾かせていただける機会があり、出たい舞台に向け練習をしていますが、基本的に自由度が高く、自分のペースで曲を仕上げられるところが魅力のひとつです。

ー選手権に参加された理由をお話しください。

森:私は小さいころピアノを習っていて、舞台に立って、たくさんの人に演奏を聴いてもらうのがとても好きでした。
大学生になり、この同好会に入会してたくさんの舞台に立つ目標とは別に、新しいことにもチャレンジしたいと思い、この全国大学生ピアノ選手権という場で自身のスキルや経験をより伸ばしたいと思い応募しました。

下谷:仲の良い友達と一緒に参加できるというところと、音楽系の学部に進学していなくてもこのような機会があることを嬉しく思い、応募させていただきました。

川本:小さな頃からピアノを弾いていて、コンクールにも出ていたのですが、中学・高校と進むにつれてコンクールという場からは遠ざかっていました。
大学に入り、ピアノ同好会に入らせていただき、今回このようなお話しをいただけて、とても面白そうだと思ったので、応募させていただきました。

ーどのようなところを聴いてもらいたいですか?

下谷:普段から音色にこだわっているので、映像ではわかりずらいかもしれませんが、和音によって音色を変化させているところを注目して聴いて欲しいです。
また、三人の仲の良さもお伝えできたらいいなと思います。

ーありがとうございました

名古屋大学ピアノ同好会

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第一回全国大学生ピアノ選手権

申込締切:2023年10月24日 (申込ページ)
予選:オンライン 2023年11月5日 0:00〜配信開始予定
本選:2024年3月24日(日) 神奈川県立音楽堂